欠けてていいや。
私は、肌荒れが酷かった頃、自分のことを欠陥品だと思っていた。
役者としても、女としても、不良品だから選んでもらえないはずだ。って拗ねてたの。
でも、よくよく思い返したら、昔っから
「太ってるから」とか「可愛くないから」とか、何かしら自分にケチつけて、欠陥品扱いしてたんだよね。
もしこのままいってたら、今頃は「年齢が…」とか言い出してそう。(笑)
だから、「欠陥品なのに」近寄ってくる人に弱かったんだよね。
私欠陥品なのに、可愛いって言ってくれた…
私欠陥品なのに、好きって言ってくれた…
私欠陥品なのに、必要としてくれてる…！！！！ってのに、超弱かった。(笑)
相手に対してどう思うか。よりも、
「こんな私に、存在していい理由を与えてくれた」という喜びの方が大きいから、
自分の存在価値を感じたいがために、「何か」や「誰か」をずーーーーっと求め続けるわけ。
それが何かは、人それぞれなんだけど。
例えば過去の私は「ダメンズメーカー」でｗｗ
一緒にいる人を「ダメにすること」で自分の存在価値を感じようとしてたんだよね。
いちいち心配して、いちいち口出して、相手を頼りなくして、
はーーーーーもう。私がいなきゃ何もできないよね😩！！って言いたいのだ。(笑)
あれやって！これやって！って、やらせたがるくせに。
相手がやるまで待たずに、「私ばっかりやってる！！！」って怒って、そうすることで「私がいなきゃダメ」という現実をつくり、存在を感じていたかったのだ。
もちろん当時は無自覚だったけどね＼(^o^)／ｗｗｗ
そうやって自分の現実に「問題」を起こすことで、存在を感じようとしている人もいれば。この彼女みたいに、「異性」に求めてる人もいる。
目の前で起きてる「問題」は違うけど、
「自分の存在を感じたい」という、根っこは同じ。
心配することで、自分が存在しているって感じたい人もいれば
心配してもらうことで、私はここにいるんだって感じたい人もいる。
起きてることは様々だけど、
掘り下げて行くと、そのほとんどが「自分の存在を感じたい」に繋がる。
逆にいえば、
自分の存在を感じれていないときに、「問題」が起こるのだ。
だから、目の前の問題が解決したように見えても、
「自分の存在を感じられない」という根っこがそのままだったら、焼け石に水＼(^o^)／
自分が欠陥品だと思い込んでると、欠けてるものをなんとか埋めたい！！！と思ってしまう。
何で埋めようとするかは、人それぞれ。
「異性」で埋める人もいれば、「お金」で埋める人もいるし、「ギャンブル」「お酒」で埋める人がいたり、「クスリ」に手を出す人だっている。
欠乏感から始めたものは、また欠乏感に戻ってくるから
あったらあったで、失いたくないと執着するし
ないときにはものすごく不安になる。
それが度が超えてくると、「依存」になる。
だから大切なのは、
欠けてる部分を埋めなきゃ！！！！！ってすることではなくて、
欠けてていいや。と思えることなの。
欠けてていいや。っていうのは、
欠けてるままで“完璧”だということを理解すること。
たとえばさ、
お月様って、まあるいじゃん？？？？？？
でも、角度によって、半月になったり三日月になったりするよね。
三日月を見てもさ、「やばい！！！！月が欠けてる！！！！！」とは思わないでしょ。(笑)
新月に至っては、見えないけど。
「え！？！？！？やばい！！！！！！月がなくなった！！！！！！！！」とは思わないじゃん。(笑)
ぎゃーぎゃー騒いでる人がいたら、
「あーーーーこの人は、新月を知らないんだなーーーーー。」って思うだけ。ｗｗｗｗｗｗ
月のカタチは何も変わってないってこと、知らないだけなんだなーーーーーって思うだけ。
そして自分が騒がないのは、
月とはそういうものだと理解しているからでしょ？？？？？
それと同じ。
自分は欠けてるんだ！！！！！！欠陥品なんだ！！！！！！って大騒ぎして、なんとか埋めよう埋めようとしてる人がいたら
あーーーーーこの人は、三日月の仕組みを知らないんだなーーーーー。って思う。(笑)
そして私も、それを知らなかった。
というか、忘れてしまってた。
見る角度によって、たまたま三日月に見えていたのを、欠けてしまったと勘違いしていただけだったのだ。
それを埋めよう、なんとかしよう、って思ってるから余計な「問題」が必要になる。
だから安心して、欠けてていいよ。
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