「私の寂しさを埋めてほしい」
実はこないだ、こんなメールをいただいて。
というわけで、臨時セッションをやってきました☆
「ダメ元で」とか「思い切って連絡した」とかのワードに弱い私!(笑)
勇気出して連絡してくれてありがとう!!!!
ほんで、今回もめちゃくちゃ良い時間を一緒に過ごせたので、個人的なことは伏せながら気付いたことをシェアしていこうと思う✨
彼女の現状はかいつまむとこんな感じ。
・現在結婚をしている(夫と仲は良い)
・不妊治療をしているが、精神的にきついと感じている
・そんなとき、夫とは別に好きな男性(既婚者)ができてしまった
・まだ不倫関係ではない。現在は一方的に恋心を抱いているだけ。
最初はときめくだけで十分だったのに、最近では彼の周りの女性や奥さんに嫉妬の感情が湧いてしまって苦しい。
自分の前では奥さんの愚痴をこぼすくせに、実は最近子どもが出来たと知って、裏切られた気持ちになってしまった。
夫との関係や、彼との関係、自分の体のこと、たくさん向き合わないといけないと感じつつも、どこから手をつければいいのかわからなくて、混乱している。
というような感じ(´-`)
昨日私の母の恋愛事情をやんわり書いたけど(笑)
私はいくつになっても「誰かを好きになる」ということ自体はとても素晴らしいものだと思ってる。自分でコントロールできるもんでもないしね。
ただ彼女の場合、「彼のどんなところが好きなの?」と聞くと、「見た目と、私を女性として扱ってくれるところ」という答えが返ってきた。
じゃあ、「旦那さんに対してどんなところが不満なの?」と聞くと、「見た目がだらしなくなってきているのと、スキンシップをとってくれないところ」という答えが返ってきた。
い、い、い、一緒じゃね!?!?(笑)
本来旦那さんに埋めてほしいところを、彼なら埋めてくれるんじゃないだろうか…って思ってるんじゃないかと思った。
「彼が好き♡」っていうのも、もちろん事実なんだろうけど。
どちらかというと、「私の寂しさを埋めてほしい」の方が大きいと思う。
もっと自分を見てほしい。
もっと自分を女として扱ってほしい。
もっと可愛がってほしい。
もっと愛してほしい。
そんなことを感じながらも、自分は「愛されていない」ということを認めるのは怖い。
だから、自分の「寂しい」と感じている時間を少しでも減らしたい。忘れたい。
それが、今回はたまたま「その彼」に向いたのだ。
人によっては、これがお酒だったり、タバコだったり、ギャンブルだったり、クスリだったり、趣味だったり、そして異性だったりとそれぞれ。
夫にもっと言いたいことはあるけど、向き合うのは怖い。
だって、今は一応仲は良いし。わりと円満(にも見えてる)なんだから。
ここで下手なこと言ってこの生活が壊れちゃったら、今度こそ「やっぱり自分は愛されていなかった」ということを思い知りそうで怖い。
というのが悩みの本質。
でもこのまま自分の「寂しさ」から目を逸らして、心の穴を彼に埋めてもらっても、埋まるのってその一瞬だけ。
その場は気が紛れるかもしれないけど、あとで倍になって戻ってくる。
「寂しさ」から目を逸らせば逸らすほど、むしろ浮き彫りになる。
それがツラいから、今度はやめられなくなる。
だから彼女が今一番寄り添わないといけないところは、
自分の「寂しさ」なの。
あー、あのとき手を繋いでほしかったな。
あー、あのときただ抱きしめられたかったな。
あー、あのときこう言ってもらいたかったな。
あー、私今まで寂しかったんだな。
あー、私めっちゃ頑張ってたんだな。
「寂しさ」を受け止めるのって、結構怖い。
惨めな気持ちになりそう!って思うから。
でも本当は逆で、「寂しさ」をちゃんと感じられると、なくなるの。
「寂しさ」を感じないようにしてたから、「惨めな自分」が追いかけて来てただけなの。
「寂しい」という気持ちを自分で認めてあげる。
自分の心の穴を、自分自身で埋めてあげる。
彼女も、旦那さんとは仲はいいけど
自分からスキンシップを取りに行くとやんわり拒絶されたり、茶化されたり、素っ気ない態度をとられるのが「寂しかった」と。
彼に子どもができたことによって、「奥さんは愛されてるんだな」と思って羨ましかったと。
もしかしたらその寂しさを埋めるために「子どもがいれば」と焦っていたのかもしれない。と、言っていた。
↑↑こうやって、自分の気持ちを認めることができるのはすごいこと。
まずは自分の「寂しさ」に、自分で気づいてあげる。
“誰か”や“何か”で埋めようとしない。或いは“それ”で埋めようとしてたことを認める。
ベースはそこから。
焦らず、結果を求めず、自分に寄り添ってあげるところから。
ほい!!!!
ここまでが「寄り添い編」!!!
次は「じゃあ、これからどうするか」について!!!
パートナーシップ編を書いてみるよーーーー!!!!✨