カラフルに生きよう

知識より体の声を。情報より心の声を。自分の色を思い出し、人生の解像度をあげるためのブログ。

人狼カフェに行ってきました

私、アナログゲームが結構好きなのですが、正直なかなかやるチャンスってないんですよね。東京にいるときはアナログゲーム好きの友人が気まぐれで集合をかけたりしてくれて、たまーに開催されたりしてたのですが、大阪に引っ越してきてからはそういうわけにもいかず。

みんなでワイワイやる感じが好きなんだけど、それはやっぱり知ってる人たちとやるから楽しいのであって、人見知りな私はそれ以外の選択肢をもってなかったんです。

でも最近じわじわと遊びたい欲が湧いてきていて、なかでも興味があったのが「人狼」というゲーム。少し前にすごい流行ったゲームなので、知ってる人も多いですよね。

私も知ってはいたものの、やったことはなかったんです。

 

でもこれ、そこそこの人数が集まらないとそもそも成立しないし、心理戦もあるから推理力や対話力も必要だったり、いろんな役職がかき乱すのが面白いので初心者だけでなんとなくやっても盛り上がらなかったり、かといってガチ勢に混ざるとコテンパンにされそうなイメージだったり…と私のなかで手を出せないゲームになっていたんです。

 

で、今日ふとそんな「人狼」を思い出して、なんとなく検索してみたら、「人狼カフェ」なるものを発見。しかも、「初心者デー」という都合の良いタイミング!

 

一瞬「行ってみたい!」って思ったんだけど、そのあとすぐ抵抗する思考が邪魔してきて。(笑)そういうところに一人で飛び込むなんて、今までしたことないし、どんな人がいるのかもわからないし、馴染めなかったら楽しめないし。とかいろいろ不安だったんだけど、これも「人の目を気にしない練習の場」だと思って、思い切って飛び込んでみることにしました!少し前の私だったら、しなかった行動だなぁ。

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平日の夜ということでお客さんが少なかったので、2人~できる「箱庭の人狼」というゲームをやってきました。少人数用の人狼なんてあったんだー!知らなかったー!

基本ルールは通常の人狼と同じで、9枚のカードのうち、人狼2匹+狂人(村人のフリした人狼側の人間)の3枚を村人側が見つけて追い出せたら村人側が勝ち。人狼側は村人側にバレずに村に残れれば勝ち。

占い師や霊能者などの役職を人狼側が全て配置できるんだけど、人狼側は生き残るためにフェイクを仕込むんです。占い師2人(どっちかが本物)みたいな。で、村人側は誰がフェイクか推理しつつ村人陣営を守るというゲーム。

ゲームレビューブログにはできそうもないので、興味のある人はググってね☆(笑)

 

すごい面白くて、夢中になってやってたのですが、アドバイスをくれた店員さんがポロっと言ったセリフが印象的でした。

 

「このゲーム、頭が柔らかくないと上達しないんですよね。こうだ!って決めつけたり、思い込んじゃうタイプの人は苦戦します。

 

このゲームはいろんなところに仮説を立てながら推理するんだけど、相手がボロを出さない限り、本当にいろんなパターンが考えられて、その中で“自分ならどうするか”とか、最終的には「勘」も大事になってきたり。

情報が多すぎるとヒントが多い分助かるけど余計に混乱したり、情報が少なすぎればそれはそれでどうすればいいのかわからなくなる。

 

いや、もうこれ人生じゃん。って思ったよね。

 

人狼は人生。(笑)

 

で、面白かったのが、私はやっぱりゲーム中「不利」な部分を見て「うわー!これじゃ人狼側まだ2人も生存してるってことじゃないですかー!」とか言っちゃうんだけど(笑)

でも、店員さんは毎回「ポジティブに考えましょう!現段階で、確実に人狼側の1人はまず追い出せてるわけです!」って「有利」な部分を見るようにアドバイスくれるの。で、いろんな仮説を私に考えさせてくれる。

ゲームにも出る、私のネガティブ癖。(笑)

 

でもそうやって、「そっか!」ってリセットしながら、見る部分変えてどうするか考えて…って作業がすごい面白くて。

で、うんうん考え込む私に、また店員さんが素敵なこと言ってくれるんです。

 

「いいんですよ、ゲームなんで!失敗していいんです!“楽しむ”ことが目的なんで、いろいろ試しましょう!

 

 

 

 

人狼、まじ人生。(笑)

 

 

 

その言葉で覚醒した私は、その後がんがん人狼を当てていきました。勘で。(笑)負けギリギリの時に33%の確率で当てて2回も逆転したり、最初の一手で9枚中1枚の人狼を抜いたり。(笑)

いや、人狼的にはいいのか悪いのかよくわからないんですがwwポイントで直感が冴えわたり、「これだ!」って思うのが見事に当たっていって、店員さんに「女の勘ってマジであるんだってビビりました。」って言われました。(笑)

 

とはいえ、ただの「勘」だけで当てずっぽうにゲームしたってつまらないんですよね。

いろんな情報があって、いろんな仮説があって、相手に翻弄されたりしながら、その上で「自分はこう思う!」って決断する。

ゲームの中にもセオリーはあるけど、「こうするのが一般的」という概念を超えて仕掛けたり、仕掛けられたりを楽しみながら遊んでいく。

 

ゲーム上の「勝ち負け」はあるけど、それはあくまで「対等の世界」がある中で「やったー!」「ちくしょー!」って楽しんでるだけで、勝ったから偉いわけでも、負けたから価値がなくなるわけでもない。あくまで“一緒にゲームを楽しんでる”だけ。

 

 

人生もきっと同じことで。

優劣にこだわったってなんも楽しくない。

いろんなことがあるけど、「そうきたかー!」って楽しみながら、ポジティブな部分を探してみて、いろんな仮説を立てながら進んでく。で、最終的には自分の感覚や直感を信じると、とんでもないミラクルが起こったりもしちゃう。

それには「きっとこうに違いない」という思い込みや「それが普通だ」という決めつけは邪魔にしかならない。

 

あー

 

 

人狼って人生だわぁ…(笑)(3回目)

 

 

たかがゲーム、されどゲーム!ww

人狼してるときは仮説を立てるのでいっぱいいっぱいで、そんなこと考えなかったけど(笑)帰り道でぼーっと自転車を漕ぎながらそんなことを思いました。

 

楽しかったなぁ。

初対面でもゲームを通せば嫌でも距離が縮まるので、すぐにリラックスできました。

不安は不安のままにしておくと、ずっと不安のままだけど、思い切って飛び込んでみると、なんてことないんだなーって体験できたのが一番嬉しかったです(´-`*)

 

 

読んでくれてありがとう☆

マイコでした♪