ストレスに強い体をつくる
このブログを継続して読んでくださっている方は、文章から私の性格や癖など読み取られてしまっているかと思います。そしてそんな方達にはバレてしまっているかと思いますが、私はストレスにめっぽう弱いです。
肌荒れには人それぞれいろんな原因や要因があります。考えうる要因のいくつかはこのブログでも記事にしたり、改善策を挙げてみたり、向き合ってみていました。が、その中で私がいまいち掴みきれていないのが「ストレスとの向き合い方」です。
肌荒れの要因を調べると、正直そのすべてに思い当たる節がある私は、これまでできることからいろいろと改善に努めてきました。自分の意志で変えられるものは変えてきたつもりです。でも「ストレス」だけは自分の意志だけではどうにもなりません。溜めないように、感じないように、と思っていても溜まるもんは溜まるし、感じるもんは感じます。目に見えるものであれば避けて通ることもできるかもしれないけど、もちろん見えるものではないですし、例えば「仕事」など自覚しているストレスであったとしても、簡単に変えられるものではありません。
ストレスの発散方法を自分で持っている人もいるかもしれません。ちなみに私はこれといった発散方法は持っていないので、たまにカラオケに行ったり猫カフェに行ったりして一時的に「あ~スッキリした~。」とか「癒された~」とか思うことはありますが、じゃあそのおかげで肌荒れは治まったか?と聞かれればそんなことはありません。
お医者さんにいって、「ストレスが原因ですね。」なんて言われた日にゃ、そんなことわかっとるわ!だからどうすればいいんじゃ!ってつっこみたくなります。
相澤皮フ科に通っていたときは、ストレスによって崩れるホルモンバランスを薬で調整したりとしたこともありましたが、現在そのような術は私にないので、どうしたもんか…と考えてみました。
そもそもストレスはどうやって感じるのか。
ストレスは脳で快・不快を感じとり、心地良い刺激に反応する細胞と不快な刺激に反応する細胞が存在します。外部からの刺激には痛みや病気、天気や仕事なども含まれ、ここで不快刺激に反応する細胞によりストレス状態へとなります。
外部からのあらゆる刺激を「ストレッサー」といい、その刺激に対応できない時をストレス状態と呼びます。ストレスの感じ方は人それぞれで、一概にどの程度が負担になるかなどは比較できません。
ストレスに強いタイプ
主観的・楽観的・外交的・自分自身を肯定して生きている人
ストレスに弱いタイプ
真面目すぎる・几帳面・NOと言えない・頑固・プライドが高い・心配性
とりあえず、ここまで調べてみて…
やはり自分はストレスに弱いタイプだと自覚しました。(笑)
謎の正義感と、変なところで完璧主義な性格なので手の抜き方が下手くそだったり、昔から取り越し苦労タイプで心配事が尽きなかったりと、思い起こせば私の人生ストレスだらけだったんじゃないかと思いました。
ストレスと自律神経
私たちの体は自律神経の交換神経と副交感神経の2つの神経の支配をうけています。これらの神経は1つずつの臓器に対し2重に支配していて、このバランスにより、呼吸や血圧、消化、排泄、体温調節などの各臓器の働きを調整しています。
からだがストレスを受け、それが長期にわたると自律神経が影響をうけてバランスを崩し腸や肌への不具合や頭痛を起こすことがあるのです。
ストレスとの付き合い方
例えば、ボールを指で押すと、ボールはへこみます。このへこみやへこみを起こす力が「ストレス」です。へこんだボールは時間がたてば元に戻るように、人間の体にも「ホメオスタシス(生体恒常性)」という、正常な状態に戻ろうとする体の働きのおかげで、休めば大抵健康な状態に回復します。
ところが、圧迫が強すぎたり長すぎたりすると、ボールが元に戻らなくなってしまうのと同じように、人間の体もホメオスタシスが働かなくなってしまいます。
ではこの「ストレス」は排除すればすべて解決するのかというと、そうではありません。
例えば「疲れ」というストレスを感じなければ、働きすぎて体を壊してしまったり、「暑さ」や「寒さ」を感じなければ、身を守ることを忘れてしまいます。
また、適度な緊張などのストレスをうけることによって十分に機能を発揮する細胞があったりと、プラスに働くストレスも存在するそうです。
詰まる所、やはりストレスに強くなり、上手く付き合っていけるようになることが大事のようです。
前述したように、元々ストレスに強い性格の人や、適度にストレスを解消させる方法をもっている人、ストレスと上手く付き合ってきている人羨ましいですが、私のようにストレスに埋もれた人生を送ってきたタイプの人はどうすればいいのでしょうか。どんなにコミュニケーション能力が高くても、相手が人じゃない限り仲良くする術なんてわかりません。(私はコミュニケーション能力も低いですが)
「ストレスと上手く付き合う」なんて口で言うのは簡単ですが、私が求めてるのはそういうことじゃなく、「ストレスに強い体」になることです。根本的に性格を改善できればもちろんそれに越したことはないのですが、ここで性格を180度変えるのはそう簡単なことではないと思います。
今回もそうですが、以前にも記事の中でストレスと自律神経の関わりを少しだけ書いたことがあります。ストレスを感じると自律神経が乱れて体に悪さをする…。頭ではわかっていてもストレスを避けきれないのであれば、そのストレスでも乱れない自律神経に鍛えればいいのでは!?
ということで、ここまで前置きです。(笑)
気づけば長くなってしまったので、自律神経の鍛え方については次の記事に書いていこうと思います。