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化粧品を選ぶための予備知識①

お待たせしてます。スキンケアを一新し、せっかくマルティナを使い始めたので、この際一気に化粧品も変えちゃおうと思い、再びコスメキッチンに通いつめました。

 とはいえ、私は昔から化粧に関してはほとんど無頓着で、今までなにもこだわっていませんでした。場合によっては人からのおさがりを、ラッキー♪と思ってそのまま使ったり、女としてだいぶお粗末な生活をしていたのです。化粧品にはどんな種類があるのか、なにを基準に選べばいいのか、なにもわかりませんでした。女性に必需品のメイク用品とあるだけに、ものすごい種類があるので、なにを基準に良いか悪いか、合うか合わないかを判断するためにも簡単な予備知識を身に着けようと思い、ひとしきり調べてみました。

 

☆健康志向の方が選ぶ化粧品のポイント☆

◆パラベンフリー

スキンケアの選ぶ基準でも登場した「パラベン」保存料の科学成分のことですね。「~パラベン」「安息香酸」「フェノキシエタノール」等の表示があれば要注意です。じゃあパラベンフリーの場合、全然保存できないのでは?と思ってしまいますが、大体の使用期限は1年前後みたいです。保存料としての科学成分が入っていない代わりに、植物由来の保存料を使用しているため、まったく保存できないわけではありません。

 

◆鉱物油(ミネラルオイル)フリー

これまたスキンケアの記事に登場した成分ですね。「パラフィン」「ベンジルアルコール」「エステル」などの表示があれば要注意です。若いうちにあまり使いすぎると、将来シワやシミに悩まされてしまうかもしれません。

 

◆タルク不使用

滑石を微粉にしたものなので、鉱物(ミネラル)の一種です。化粧品として、古代からカオリンと同様におしろい用、メイクアップの下地として使用されてきました。ベビーパウダー、タルクパウダーとしても用いられています。そんなタルクが問題視されている原因としてはアスベストが混入している可能性があるから。またタルクはそもそもアスベストに近しいものをもっているから、ということがあげられるようです。「皮膚にタルクを塗ること」というより、「そのパウダーを吸い込んでしまうこと」が問題とされているとか。実際にそういう前例があることから注目されたみたいです。

 

◆紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)

その名の通り、紫外線を吸収することで肌への紫外線を減らす素材のものです。特徴としては透明で白浮きせず、塗心地がサラサラしていて汗に強い。ということですです。紫外線には強いものの、吸収し肌の中で化学変化を起こすため、肌への負担が大きく肌荒れの原因、また発がん性なども議論されているようです。

・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・ジエチルアミノヒドロキシゾイル安息香酸ヘキシル
・エチルヘキシルトリアゾン
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・サリチル酸フェニル
・パルソールA
・メギゾリルSX
・オキシベンゾン
・グアイアズレン
・パラアミノ安息香酸
・桂皮酸

などが成分表に書かれていたら要注意です。

ではこのような成分が入っていなければ、紫外線を対策できないの?と思ってしまいますが、紫外線吸収剤の変わりに用いられるのが紫外線散乱剤と呼ばれるものです。肌に吸収するのではなく、肌の上で反射し、物理的に日焼けを起こさないようにするというものです。化学変化が起こらない分肌にやさしいですが、吸収剤に比べて白浮きしやすかったり、効果持続時間が短いといったデメリットはあります。

・酸化鉄
・酸化亜鉛
・酸化チタン

などが成分表に書いてあるかチェックしてみてください。

 

◆タール系色素不使用

合成着色料のことですね。色を鮮やかに保つために加工食品にも使われているものは多いです。このタール系色素は発がん性や催奇形性があって有毒であることが言われていて、北欧では使用が禁止になっています。日本では一部禁止されたものもありますが、依然使用されています。「○色○号」などと記載されていればそれがタール系色素です。小さい頃「ねる○るねる○」など子供が遊びながら食べるお菓子を親に止められていた理由はこれなんだと、今考えればそう思います。

豊富な色合いを出すため、化粧品にも多く使われています。大手化粧品会社の製品にはほとんど使用されているという話もあります。タール系色素の中でも、特に有毒とされているのが「色」であり、この赤色を多く用いられる「口紅」には注意が必要だと言われています。口に塗るものなので、気づかないうちに食べてしまって…というのが一番危険視されているみたいですね。

タール系色素不使用の化粧品の場合、からだにやさしい代わりに色の種類が少ないので自分の好みの色がない!ということがあるかもしれません。

 

 

まだまだあるので、次の記事に続きます…(笑)