正しいニキビの潰し方
ニキビは潰した方が早く治る!とか
痕になるからニキビは絶対に潰したらいけない!とか
いろんな説に振り回されていませんか?少なくとも私は振り回されていました。(笑)
一体どうするのが一番いいのか?その答えはニキビの潰し方にありました。
◎潰していいニキビと潰してはいけないニキビ
ニキビにも種類や段階があります。
<初期の状態>白ニキビ・黒ニキビ
<炎症が起こってる状態>赤ニキビ
<膿を持つ状態>黄ニキビ
基本的に、潰していいとされるニキビは白ニキビと黒ニキビの状態です。
赤ニキビや黄ニキビにまでなってしまった状態であれな、炎症が治まるのを待ちかさぶたになって剥がれるまで触らないようにするのが適切です。
◎正しいニキビの潰し方
まず、間違っても自分の爪で押し出す…なんてことはNGです。自分で潰してしまうと、そこから細菌が入って悪化したり、無駄に皮膚を傷つけて大きな穴が開き痕になる原因となります。
正しいニキビの潰し方というのは、面ぽう圧出という方法できちんと皮膚科で対処してもらうということです。
◎面ぽう圧出とは?
皮脂の内部にある角質・皮脂(コメド)や汚れを摘出する治療のことです。面ぽう圧子という器具を使って押し出します。この方法で取り除けば、ニキビの内容物がすべて排出されるので治癒を大幅に早めることができ、痕になるリスクも低いということです。
ちなみにこの圧出の治療、結構痛いです。処置する部分にもよりますが、涙目になるくらい痛いです。例えるなら、爪と爪で小さく摘まれてキュッと力を入れられるような感覚です…
ニキビの原因であるアクネ菌は、皮脂が大好きです。皮脂が多い人がニキビになりやすいというのはこの理由からだと思います。私は皮脂の量が異常に多いので、この圧出を渋谷スキンクリニックで週一のペースで行っています。ベッドに横になり、とても丁寧に処置してくれます。初めて圧出をしたときは1時間くらいかかって、それでもまだ出したりないような状態だったのが、最近だと30分程度で終了するようになってきたので、段々と減ってきているのだと思います。
ただ、忘れちゃいけないのがお肌を守っているのも皮脂だということです。過度な分泌量は危険ですが、少なすぎるのもニキビや肌荒れの原因となります。自分の肌の状態を知ってから適切な処置をすることが大切だと思います。
最初に潰せるニキビは白ニキビと黒ニキビだと記述しましたが、先生によっては炎症がある程度治まった赤ニキビでも処置をする場合があります。今思えば、恐らく美馬皮膚科で私がやられたのはこの処置だったんだろうと思います。(ただただ激痛でしたが…)
デリケートな処置だと思いますので、自分の信頼できる先生のもとで対応してもらうのが一番ですね。