「嫌だ」って思っていいんだよ
大阪に引っ越す前は、東京で築いたものを失う恐怖(幻想)で号泣したけれど、いざ大阪に行ったらいろんなものから解放されて。自分をいかに縛っていたかに気付いた。
良い意味で、全てリセットされて。本当に自分に必要なものだけが残った。
丸3年間、大阪で過ごした後こうして東京に戻ってきて。久々に会う人もちらほら出てきた。
そんな中私が大切にしているのは、五感で生きる。ということ。
大阪での生活で、自分に矢印を向ける練習をたくさんしてきたけれど、自分に矢印を向けるとどうなるかというと、五感が敏感になるんだよね。
大阪に引っ越す前、生活をこなすのにいっぱいいっぱいで肌荒れも酷かった頃の私は、自分の心の動きを感じるよりも、頭でアレコレ考えて選択してた。
「この人とは関係続けてた方がいいよね」とか「別に悪い人じゃないから」とか。
でもさ、本当に一緒に居て楽しかったら、「関係は続けた方が…」とか「悪い人じゃないし」とかとか、わざわざ…わざわざ!考えないよね。(笑)
「会いたい!」「連絡したい!」「一緒にいたい!」「楽しい!」「好き!」「やりたい!」
気持ちはいつだって、超シンプルなはず。
どうなの?って聞かれたとき、どうなんだろう?って自分に問うとき。
楽しいんだけど…。とか、好きなんだけど…。って、語尾に何かがくっついてくる時は、自分を誤魔化したいとき。
本当は「つまらない」「嫌い」「嫌だ」って思ってるのに、
そんなこと言っちゃうのってどうなんだろう…。嫌うのって良くないよね…。嫌な奴に思われたくないな…。
って蓋をして、腹の中真っ黒の状態で良い人でいようとする。
自分の気持ちを誤魔化す癖がつくと、五感はどんどん鈍くなる。
よく周りに“良い人”だと言われる人や、めっちゃ頑張ってた人が突然「自分のことがわからない」ってなるのは、大体コレ。
だから私は、こうなった時に焦って「やりたいこと」を探しにいくより、立ち止まって五感を取り戻す方が大切だと思ってる✨
それとね、すっごく大事なことなんだけど、つい忘れがちなこと。
たとえ私がその人を“嫌い”だと思ったとしても、
その人のことを“好き”だと思う人もたくさんいるということ。
自分1人が“嫌い”と感じたとて、その人の価値が下がるわけじゃない。
その人は、その人を“好き”と思ってくれる人と過ごせばいいだけ。
嫌いになっちゃいけないわけでも、好きにならなきゃいけないわけでもない。
人を“嫌い”と思ってはいけない!って窮屈になっていたり、自分が“嫌い”な人を「かわいそう」と思っていたりすると、他人から嫌われるのも、怖くなる。
自分も他人にそう思わせたくない、思われたくないって思うから。
今の私は、自分が一緒にいて嫌だな…って感じた人は、素直に「嫌だ」って思う。
「本当は悪い人じゃないだろうし…」なんて、超当たり前だから😂
私が嫌なだけで、悪い人じゃないよ。そんなん当たり前だよ(笑)
自分がその人の価値をコントロールしてるとでも思っていたのか!!!図々しい!!!(笑)
私の知らないところで幸せに暮らしてくれればいい。
そう思えるようになったら、人から嫌われることが「ダメなこと」だと思わなくなってきた。嫌われることで価値が変動するわけじゃないと思えているから。
そしてそれは、自分が”嫌い”であっても、相手も同じだけ【価値がある】と信じていることになる。
その人はその人が一緒にいて楽しいと思える人と、そしてその人を好きだと思ってる人と
私は私が一緒にいて楽しいと思える人と、そして私を好きだと思ってくれる人と、いればいいだけだ✨
***
悪い人じゃないんだけど…とか、悪くない職場ではあるんだけど…とか、当たり前な建前は一旦置いといて。
相手や、職場に向いている視点を、くるりと自分の方に向けてみて。
その人と一緒にいるときの自分は好き?
その職場で働いているときの自分は好き?
私のためにやってくれてるし!とか環境はすごい良くて!とか、話を逸らさらずに。
大切なのは、“わたし”がどう感じているか。だから。
本当は悪い人じゃない。
別に悪い職場じゃない。
は、当たり前。
自分が会いたくない人でも、その人に「会いたい!」って思う人だっているし
自分がやりたくないことでも、それを「やりたい!」って思う人だっている。
もちろん、逆も然り☆
大切なのは、そんな自分に対してどう感じるか?
そして、どんな自分で在りたいか。
五感を取り戻そう。五感に敏感になろう。五感で生きよう。
役者って五感がめっちゃ大切なはずなのに、私なにやってたんだーー😂!って思うけどw
いっぱい遠回りしちゃったけど、それも全部正規ルートだと思ってる✨
なぜなら、私は“今の私”が好きだから😆♡
今日も読んでくれてありがとう✨