カラフルに生きよう

知識より体の声を。情報より心の声を。自分の色を思い出し、人生の解像度をあげるためのブログ。

「ありのまま」で愛されるとは

東京に戻ってきていることを知ったお友だちから、久々に会おうとお誘いもらって、こないだ会ってきた😇✨

いろんなお喋りをして楽しかったのだけど、ちょっと心がザワっとすることもあって。

そのときに感じたことと、私の解釈を書き留めておきたいと思う😆!

同席したお友だちの中に、とっても美意識の高い子がいてね。

その子がとあるタイミングで熱く言い放ったの。

 

「女で生まれたんだから、キレイにしとけよって思う!美輪明宏さんも言ってたけど、掘りたてで土のついた野菜をそのままお客さんに出す人なんかいないでしょ!そのままじゃ食べれないんだよ!“ありのまま”で愛されるなんて甘え!」

 

私はそのとき、素直にこう思った。

 

こ…

 

こ…

 

コッッッッッワ。

 

コゥッッッッッッッワ。

 

(笑)

 

すごいな。他人にそう思うってことは、自分にもそう思ってるわけだから。自分に厳しく、いろんなこと我慢して今までずっと頑張ってきたんだろうな。

 

それと同時に、今までの私や、私がブログで発信してることを一刀両断された気持ちになっちゃって、心がザワザワ騒ぎ出してね。(笑)

 

もちろん「人それぞれだよね」の一言で済ませちゃえばそれまでなんだけど、せっかくこれだけ心がザワついたので、もうちょっと掘り下げて考えてみた。

 

「ありのまま」ってなんだろう。

 

確かに彼女の言う通り、土がたくさん付いた汚い状態の野菜をそのままお客さんに出す人はいない。

 

でも、いくらキレイな野菜のがいいからって、虫がつかないように、腐らないように、農薬でコーティングされたものは食べたくないって思う人もいる。

 

“キレイ”という表現をすると、野菜そのものをピカピカに磨きたくなるけれど。

私が大切に思うのは“美味しさ”なのだよね。

 

大根をいくらピカピカに磨いたとて、大根は大根で。

じゃがいもをどんなにピカピカに磨いたとて、じゃがいもはじゃがいもで。

磨けば、りんご🍎になる!!!!!ではない。

 

でも、野菜をキレイにすることに囚われてると、↑こういう思考になりがちなんだよね。

 

大根やじゃがいもを磨いても、りんごにはならないけど。

大根には大根の美味しさがあって、じゃがいもにはじゃがいもの美味しさがある。

 

「アップルパイに使ってもらえたら、みんなから愛されるはず!!!!」なんて思っても、大根やじゃがいもをアップルパイに入れても美味しくない。

それで勘違いして、拗ね出すのね。

 

私はどうせ美味しくないんだ。どうせりんごにはなれないんだ。

 

いやいや、まてまて。

 

大根のお味噌汁とか最高だろうがぁあああああ!!!!!

切り干し大根の栄養なめんなよ!!!すごいんだぞ!!!

肉じゃがにりんご入れても美味しくないでしょうがぁああああ!!!!!!!

じゃがいものポテンシャル甘く見るなよ!!!!!!!

 

りんごだから。

大根だから。

じゃがいもだから。

 

は、関係ないんだよ。

 

どう美味しく食べるか!!!!それだけ!!!!!

 

でも美味しく食べるには、自分はどんな野菜なのか知ることが大切で。

りんごにならなきゃ!りんごにならなきゃ!!ってなってたら、自分がどんな野菜かわからない上に、いつまでもりんごになれずに疲弊していくでしょ。

 

だから「ありのまま」っていうのは、「素材」のことであり、「ありのまま」を受け入れるからこそ美味しく調理できると、私は思うのだ。

 

大根は大根のまま愛されていいし。

じゃがいもはじゃがいものまま愛されていい。

「ありのまま」で愛されていい。

 

私、今生野菜をお味噌につけて食べるのにハマっててね。(笑)

味噌はコレ!!ってのがあるんだけど、そのお味噌を付けて食べると、野菜が3割増しで美味しく感じるの!!!!!!!!

 

素材の美味しさを、もっと引き出してくれる味噌♡

 

そんな存在と出会えたらいいよねって思う。

人だったり、ツールだったり、場所だったり。

 

じゃがいもには、人参や玉ねぎやお肉みたいな人と、美味しい肉じゃがになれる場所に。

 

大根には、お出汁や小ねぎや油揚げみたいな人と、美味しいお味噌汁になれる場所に。

 

もちろんりんごは、美味しいアップルパイに。

 

大根がりんごにならなきゃ!って思ったり

りんごがじゃがいもにならないと!って思うから、おかしな味になるだけ✨

 

‥と、ここまで書いて、

 

始めに書いた彼女が、どんな解釈でその言葉を放ったのか詳しくはわからないけど(私が怖くて聞けなかった。w)

きっと彼女なりの愛の喝で。

自分を雑に扱うな。ってことを言いたかったんじゃないかなぁと、今は思う。

自分を雑に扱っている状態で、愛してもらおうと思うな!ってことなんじゃないかな。

そうだといいな。(笑)

 

ついつい周りと比べてしまうけど、

じゃがいもとりんごを比べたら、そりゃ違うよね。

そもそもが別物なんだから、比較して落ち込むことなんかない。

 

比較は過去の自分とするものだ。

いろんな経験して、味わい深くなってるはず。

 

「ありのまま」さらに美味しく調理しよう♡

 

ちなみに、美輪明宏さんはとても好きです。

 

 

今日も読んでくれてありがとうー!✨

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