過去の自分に学ぶこと
昨日またグレイテストショーマンを観に行ってしまいました。
そしてまた泣き続けたよ。もうダメだ、あれはDVD買おう。(笑)
今日はちょっと昔話をしてみる。
というのも、こんなものが見つかったのです。
高校生の時に、日輪の女神(と言う名のアマテラス)役を演じた時の台本とダメ出しノート。
今思えば「ダメ出しノート」って響きが嫌だね。「もっと面白くなるノート」って呼んでいれば良かった(笑)そしてイラストが高校生っぽくていいww
14歳から始めたお芝居の歴史で、一番印象に残ってて、一番もがいて、一番ドラマがあって、魂に触れた瞬間を感じた作品です。今まで演じてきた中で、もう一度やるとしたら?って聞かれたら間違いなくこの役を演じたいって答える。
わー懐かしいなーって思って開いたら、もうめちゃくちゃ悩んでて、めちゃくちゃもがいてる様子が伝わってきた。(笑)
でもそれと同時に、すっごく大事なことが書いてあって、なんていうか…私、この頃にもう知ってるんじゃん。って思った。(笑)当時は必死すぎて何も見えなかったんだなぁ。
もちろんテクニック的なことも書いてあったけど、それよりもハッとした言葉がたくさんあったので、ちょっと書き出してみる。
・自分で勝手に落ちていくな
・うまくやろうとするな!下手なんだから、そんなの捨ててしまえ!
・目的・状況・感情を書き出して、自分を整理しろ
・自分がどう思ってるのかわかった上で、それをどう伝えたいか考えろ
・もっとその場を楽しめ!!自分の体で感じろ!!
・自分を上げるものを取り込め!
・セリフを疑え!
・迷った時は言葉を大事に。どう言うか考えるよりも、言葉(気持ち)を大切に伝えろ。
・「うまくいかない」と思うな
・深く呼吸しろ
・自分の“普通”を恐れるな!!
抜粋したつもりだったけど、結構書いてしまった(笑)
なんかもう、やってることが今と同じすぎてウケるって思ったよ。
「セリフを疑え!」とは、なんでこのセリフを言ったんだろう…?って考えろってことです。その役に問いかけろ!って言われたのを覚えてる。
私にとってのお芝居はきっと“旅”でもあり、“人生”でもあり。役への向き合い方と自分への向き合い方って一緒なんだなーって、このノートを見て感じました。
誰だって、人に見てもらいたい。誰かに見つけてもらいたい。
だから“何か”しようって考える。自分じゃない、何者かになろうとする。
私も当時「面白い」「うまい」って見てもらいたくて、“何か”しないと「つまらない自分」は見てもらえないって思い込んでて。
本来の目的や感じ方を後回しにして、目立つことをやろうとしたり、表面や雰囲気だけで取り繕うとしたりしてた。
でも本当に大切なのは、自分にとっての“普通”だと思うんです。
自分にとって“普通”なことって、人とは“違う”こと。だから個性になる。
まったく同じセリフを別の人が表現しても、まったく別のものになる。自分と同じ人なんていないから。
自分とは違う“あなた”がいて、初めて“わたし”という存在を確認できる。
だから、周りと違うことなんて当たり前だし、むしろそのために“あなた”がいるんだし。違う“あなた”を知るからこそ“わたし”が広がっていくんだよ。
でねでね、さらにウワッ!ってびっくりしたのが
作品に出てくる神様はアマテラスとスサノオだけなんだけど、スサノオの役だった子が当時手作りして渡してくれてた古事記の資料が出てきた!まさか残してるとは!
しかもこれ、最低なことに私当時まともに読んでなくて(勉強したくなーい!ってなってた。笑)今日初めて最初から最後までちゃんと目を通して、その子の愛情を今更受け取って感動した( ;∀;)
これを読んで、アマテラスについて改めて知ったときに、私のルーツはアマテラスなのでは?ってくらい、私にそっくりだって思った。w
見栄っ張りで、強がりで、思い込みが激しくて。(笑)
騙されやすくて、失敗したと思ったら、罪悪感と腹ただしさで拗ねて、岩戸に籠る。
世界が暗闇に包まれて、なんとか岩戸から出そうと考えた八百万の神たちが、外で踊ったり大声で笑ったりするんだけど、それを聞いたアマテラスが
「え、この私が岩戸に入ってるのに、なんでみんな楽しそうなん?」って言うの。かまってちゃんかっ!ww
そんでもって、他の神様に「あなたより素晴らしい神様がいるから、みんな喜んでるんだよ」って鏡を差し出されて、それに映った自分の姿を見て「え、私めっちゃ輝いてる…もしかして素晴らしい神様って私のこと?」って美しい自分に見とれてる隙に岩戸から出されちゃうの。単純かっ!(笑)
はー、神様アホ可愛い。まじ愛しい。
ちなみに書いてある古事記の中で一番衝撃的だったのはこの一文です。
スサノオ、う〇こを撒き散らす。(笑)
しかもこれを見たアマテラスは「きっと何か考えがあってのことだ」って周りに言ってかばうんだよね。う〇こを撒き散らす考えって一体何なんだよ…。
とにかく、神様だって岩戸に籠るし、う〇こだって撒き散らすし。(笑)
いろいろ失敗したり、悩んだり、勘違いしたり、人間らしいことしてるんだなあと。私はさすがにう〇こは撒き散らかさないけどね。
アマテラスは自分の姿に見とれてる間に、外に出ちゃってる。
だから何とかしなきゃ!出なきゃ!なんて思わなくても、自分の内側にある輝きを見つけた瞬間、もうそこは外の世界に通じてるんじゃないかな。
それってもう世間から見てどうとか、造形がどうとかいう話じゃなくて。
“美しさ”とは“その人らしさ”であり、別の言い方をすれば“心”のことだと思う。
劇中に「涙は人の心の証だ!美しさとは感じる心のことだ!」って出てくるの(*‘∀‘)♡
久しぶりに公演のDVDを見て、作品に込められたメッセージとエネルギーの強さに号泣。アマテラスを演じたのは偶然じゃなく、意味があることなんだと思った。
わからない!って時は、自分が知ってるところに目を向けてみる。って大切。
大事なのは感じること。
感じたら、どうしたいか少しだけ考えること。
あとは何が起きても“大丈夫”だと信じること。
それとう〇こを撒き散らかさないこと。
読んでくれてありがとう♡
マイコでした(*‘∀‘)♪
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