カラフルに生きよう

知識より体の声を。情報より心の声を。自分の色を思い出し、人生の解像度をあげるためのブログ。

自分の哲学をもつ

久しぶりの更新になっちゃった!

最近【蒙古タンメン中本】にハマってるマイコです。

大阪には店舗がないので、セブンイレブンで売ってるカップラーメンを買ってるんだけど、これがめちゃくちゃ美味しい。

1月だけで何個食べたかな…(笑)

私ずっと辛い食べ物が苦手で、カレーも中辛が限界だったの。

辛い食べ物が好きな人って、「辛い」から好きなだけで味わってないんじゃないかって思ってたよ。(ごめんなさい)

 

やっぱり何事も、一回味わってみないとわからないね。

世界が広がればまた感じることも、変わるわけで。

前はあんなに嫌いだったのに!みたいなものが突然好きに変わったりもするし。

「好き」も「嫌い」も同じくらい大事なものだけど、「好き」はどんどん増やしていきたいなぁ。と思ってる今日この頃です。

 

 

こないだふと思い出したんだけどね。

14歳のとき初めての演技レッスンで、当時の先生に「自分の哲学を持ちなさい」って言われたなぁと。

 

何が「好き」で何が「嫌い」か。どんなに小さいものでも深く掘り下げていけばそれは「自分のキャラクター」になると。

 

当時はあんまりよくわかってなかったんだけど、わからないなりに自分の「好き」を追求してた。

ある日、事務所のご飯会に参加したときに“ポテトをめっちゃ美味しそうに食べてた私”を見て、とあるマネージャーさんが面白がってくれて(笑)そっからオーディションや仕事がめちゃくちゃ増えた。

「食べる」ことが大好きだったから、「きっとこれは私のキャラクターになる!」って思ったんだよね。

 

私の反省は、ここで「キャラクターになる」と思ってしまったところだと思ってる。

 

私は食べるのが好き!というだけで良かったのに

食べるのが好きな私。という【他人目線】での自分にフォーカスするようになった

 

実際にそういう「キャラクター」で売り出すことができて、面白がってももらえて、仕事も増えて、しばらくはずっと調子が良かったんだけど(*'ω'*)

 

私は子どもの時から食べ物の好き嫌いがめっちゃ多くてね…

事務所の集まりや仕事先で嫌いな食べ物があっても、“食べることが好きな私”というキャラクターを守るために無理して食べたり。(笑)

食べ物の差し入れは大体私に回ってきて、もう食べれないー!って思いながら食べたり。(笑)

 

他人目線で、自分の「キャラクター」を脚色し始めたんだよね。

 

今思えば「好き嫌いの多い食いしん坊」でも「小食のぽっちゃりさん」でもいいじゃん!面白いじゃん!って思うんだけど、当時はマネージャーさんにガッカリされたくないとか、自分の思う「食いしん坊キャラ」に固執しちゃってた。

 

キャラを立たせるために「もっと太らなきゃ!」とか、「もっとダサくいなきゃ!」とか。面白い私でいなきゃいけない。痩せたらつまらない。私のキャラじゃない。

 

…「私のキャラ」ってなんだよ( ゚Д゚)!(笑)

 

 

でもこれ、きっと他の人でもあると思うんだよね。

 

誰かに「優しいね」って言われて嬉しくて、「優しい私」でいようとしたり。

誰かに「真面目で偉いね」って言われて嬉しくて、「真面目な私」でいようとしたり。

 

そのまんまで「私は優しい」し、「私は真面目」だっただけなのに、周りの期待に応えようとして、自分のキャラクターを脚色し始める。

本当はムカつくのに「優しい私」は怒れない。本当はやりたくないのに「真面目な私」は引き受けないといけない。

 

「私らしさ」って、創るものじゃないよね。

【自分を貫く】って、【変えてはいけないこと】ではなくて

その都度、感じたものをキャッチして、【変えてあげること】だと思ってる

 

 

私は今現在、役者として活動しているわけじゃないけど。

昔よりよっぽど「自分の哲学」を大事にし始めたなーと、思う。

 

元々は「演技が楽しそう」だからやってみただけなのに。台本を貰うとあんなにワクワクしたのに。

芝居を「勉強するため」に映画を見なさい、本を読みなさいって言われてから、映画を見るのが楽しくなくなった。活字を見ると眠くなった。

 

好きな映画を聞かれてるのに、役者として「正しい」映画を答えようとしたり。

評価されてる作品を、面白いと思えないと「ダメな役者」だと思ったり。

偉い人や、売れてる先輩の意見が「正しい意見」だと思ったり。

いつのまにか、【良い役者】としての【正解】を探すようになってた。

 

でも今は純粋に作品を楽しめるようになって、好きな映画がめちゃくちゃ増えた。面白いと思える本にたくさん出会えた。

 

自分の感情を大切に扱うようになって、ぶっちゃけ役者してたときよりも役者みたいな生活をしていると思う(笑)

 

なんていうか、初心に返るって「気持ち」のことだと思うのです。

元々、どんな気持ちが原点だったっけ?って。

 

私が初めて化粧品を使ってみたのは12歳のときで、それもロフトかなんかの試供品のグロスだった。w

ピンクのグロスをちょっと塗っただけで、大人になった気分ですごいワクワクして、可愛くなった気がして、そのまま友達とプリクラを撮りに行ったのを覚えてる(笑)

「初メイク♡」とか落書きしてた。(笑)グロスだけなのに!!ww

 

なんでも最初はそんなもんだと思うんだーーーー。

 

「正しいメイク」「正しいオシャレ」「正しいスキンケア」「正しい生活」「正しい恋愛」「正しい友情」「正しい夢」「正しい人生」

その「正しさ」って誰の「正しさ」なんだろう??

「正しさ」なんて、人の数だけ存在すると思うんだよね(*'▽')

 

他人の【好き・正しさ】と、自分の【好き・正しさ】は違うのに、他人の情報を自分に取り込むから苦しくなる。

あと、自分が好きな人だからって、その人の好きなものを好きにならなくてもいい。

逆に、好みは正反対だけど、この人のことはなんか好き!ってのもあると思う。

もちろん好きなものが共通してたら嬉しいし楽しいけどね(*‘∀‘)

 

 

自分の「好き」や「正解」を追求し続けることが、自分の哲学を持つことなんだと思う。

 

先生~~~時間かかっちゃったけど、役者から離れてからやっとわかりました~~~!!(笑)

 

こんな大事なこと、14歳で言ってもらえてたんだなぁ。ありがたいなぁ。

 

人の数だけ世界はある。

あなたにとって、どんな人が【正しい】人に映ってるのかわかんないけど。

結局のところ、どっちでもいいと思うのです(*'ω'*)

好みな方でオッケーってことで!!ww

 

 

変化したり、広がったりを楽しみながら

自分の哲学をもち続けよう(*'▽')☆

 

 

マイコでした♪