才能は誰にでもある
今日は満月ですね。
8月8日という素敵な数字が並ぶ日の、満月。
そんな日に書きたくなった内容です。少しでも多くの人に届くといいなぁって思います。
夢を叶えられるのは「特別」な人だけ。
活躍している人は「才能」がある「天才」だから。
そんな風に思ったことはありませんか?
才能が「ある」という言葉に惑わされて、才能が「ない」人もいるような気分になり、自分はそれだと思い込んでしまう。私もそんなひとりでした。
でも、私は今はこう思います。
才能は誰にでもある。
使い方さえわかれば、誰にでも使えるものだと思っています。
この前ふと、世の中には大きく分けて3パターンの人がいるんじゃないかと思いつきました。
例えば、何もない無人島で「火を起こしてください。」って火を起こすための木材を渡されるとします。
パターン①
使い方がわからず、こんなもので火が起きるわけがない!と思い込み、投げ出す人。
パターン②
火が起きることは理解していて、一生懸命その方法を実行する人。
パターン③
試してみたけどなかなか時間がかかりそうなので、別の方法を探しに散歩に出かけたらライターを見つけちゃう人。
いわゆる「才能がある」といわれる人は③のタイプ。
私の周りでは②のタイプが多いです。ちなみに私も②のタイプ。類は友を呼んでますね。
②のタイプの人って、一見すごく頑張り屋さんなんだけど、「火を起こすにはこの方法しかない!」って思い込んで、近くにライターがあるのに気づけなかったり、③の人が「ライターあったよ!」って教えてくれても「ライターなんて邪道!使っていいなんて言われてないし、自分に負けた気がする!」と勝手に自分でルールをつくって縛られちゃう人だと思うのです。
①②③と、どのタイプの人が良くて、どのタイプの人がダメだとかそういうことではないです。
私が言いたいのは、大事なのは「火を起こすこと」ではなくて…
火を起こしてから、何をやるかということ。
お肉を美味しく焼いたり、温かいスープを飲んだり、寒い日はみんなで温まることもできる。起きた火を使って、いかに楽しいことをするかが大事だと思います。
火の起こし方なんて、なんっっっでもいいんです!!!!!
もちろん早ければ早いほど使える時間は長いけど、どんなに遅いタイミングで起きたとしても、その時に温かいスープが飲みたければウキウキしながら火を使って美味しく飲めばいい。
1番もったいないのは「火は起きない」と思い込んで、起こそうともしない人。きっと同じような考えの人が集まって、火が起きないのは道具のせいだ、場所のせいだと環境に文句を言いはじめ、火を起こすことなんて忘れちゃう人。
一生懸命、真面目に頑張る②のタイプの人も、投げ出さなければきっといつか火は起きると思います。
でも火が起きた達成感と疲労で、次に何をすればいいのかわからなければ意味がない。
更に大雨が降って、せっかく起きた火が消えてしまったら、同じ気持ちでもう一度起こす気になれないかもしれません。
ライターに気付いて、素直に使える③の人は、たとえ大雨で火が消えても、火を簡単に起こす方法を知っているので、「また起こせばいいや~」ってへっちゃらなのです。
もう一度言います。
大事なのは火が起きてから何をするか!!!!
起こし方なんてなんでもオッケー!!!!!!!
最初は①や②でもいいんです!
ライターが欲しかったら、③の人にどこにライターがあったか教えてもらえばいい。
ライターの使い方がわからなかったら、聞けばいい。聞きながら試行錯誤して、そして火が起きたら他の人にもライターを分けたり、使い方を教えたりして、みんなで火を起こせばいい。
みんなの燃料を合わせれば、ひとり分の火ではできなかったことができる。もっと美味しいものが食べれたり、もっともっと大きな何かを作れたり。時には巨大キャンプファイヤーを囲んで、ただひたすらみんなでゲラゲラ笑いながら踊り明かしたり。人の数だけアイデアがあって、「さて次はどんなものをつくろうか?」って次の楽しいことに向けて話し合う。
そして私は大きな声で言いたい。
みんな既にライターを持っています!!
あとは、どこに置いてあるか思い出すだけ。
「才能」とはこの「ライター」だと思います。あらゆる思い込みを捨てて、近くにある「ライター」をいかに見つけられるかどうか。
私は、自分もライターを持っていたことに気付きました。
だから、みんなにもシェアしたくなりました。
「そんなものはない」と思い込むか、「自分にもあるのかも」と探し出すかはお任せします。
あとは火が起きた後、何をしようかワクワク考えながら試行錯誤するだけ。
私と一緒に、何に使おうか考えてみませんか?
今日は「8」が2つも並ぶ満月の日。
そんな特別な日に、最後まで読んでくれてありがとうございました☆